2011/12/16
■ [event] 日本初のオープンソース図書館システム Project Next-L Enju の開発と現状を聞いてきた
12/16(Fri) 14:40 - 16:10 香川大学工学部キャンパスで開催されたオープンソース図書館システム Project Next-L Enju の開発と現状を聞いてきました.
図書館システムはなんとなく時代に取り残されているというイメージが強かったのですが,それをなんとかしたいということで始まった開発の話は当たり前のことを当たり前にやっていくという言うと簡単そうなことですが,やるのは(色々な意味で)むつかしいのだろうという風に思いました.
私も時間割を自動作成するシステムやドキュメントをオンラインで共有したりというシステムを作っていますが,当たり前のことを当たり前のようにやれるシステムっていうのはなかなかむつかしいですね.Enju は国会図書館で採用されたり,その他の色々なところで利用され始めたということなので,こういう話は聞いていて自分もそうなるためには何が必要かなと考えさせられました.
原田先生は声が大きくて,学生のみんなから「迫力がすごい」とコメントをもらいました.
関連リンク
- Project Next-L Official Page
- RubyKaigi2011講演資料「日本の図書館はどのようにRubyを使っているか slideshare
- 日本の図書館はどのようにRubyを使っているか - 「Next-L Enju」と「国会図書館サーチ」 RubyKaigi2011 (ビデオ)
- 物質・材料研究機構におけるNext-L Enjuの採用,導入と今後 slideshare
- Project Next-L、図書館システムの無償提供・運用支援によって宮城県南三陸町図書館を支援
- 日本初のオープンソース図書館システム Project Next-L Enju の開発と現状 (情報処理学会四国支部講演会 atnd)
2011/12/01
■ [event] 日本初のオープンソース図書館システム Project Next-L Enju の開発と現状
12/16(Fri) 14:40 - 16:10 香川大学工学部キャンパスで下記の講演会を行ないます.もし興味のある方がいましたら,ぜひご参加ください.
- タイトル: 日本初のオープンソース図書館システム Project Next-L Enju の開発と現状
- 概要
Project Next-L は,次世代の統合図書館システムの仕様を,図書館員が共同で作成することをめざすプロジェクトである。 Project Next-L の仕様を元に開発されたシステム Enjuは, 1) Web2.0時代に対応した各種の新しい機能を備えている,2) 図書以外にWebページも図書館資料として統一的に取り扱うことができる,3) FRBRに対応した書誌レコードの管理ができるなどの特徴をもっている。Enju は,オープンソース・ソフトウェアとして公開されており,誰でも自由に利用することができる。近年,いくつかの図書館で採用され,利用がひろがってきている。本講演では,オープンソース図書館システム開発に至った状況,開発したシステムの特徴,現状などを解説する。
- 講師: 原田 隆史(はらだ たかし) 氏 (同志社大学) Next-L Enju プロジェクトメンバー
- url: http://atnd.org/events/23004
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