2006/8/11
■ 研究者人生ゲームへの批判
このゲームについては私のまわりでは結構批判的な感想が多いです.これまで「研究者をバカにしている」,「あの学会も終わりだ」,「品位を疑う」などという意見を聞いてきました.
私の好きな研究者の増井氏 も blog で下記のように書いています.
才能の限界のために有益な研究ができないのならば同情の余地もあるが、根本的に不真面目な態度は不快千万である。まとめて逝ってヨシ!
私は上記のボードゲームをみんなでやってしまいました(汗)...
ただ私自身は研究者人生ゲームにそれほど悪い意見は持っていなくて,むしろどんどんやって欲しいと思っています.IT なら Web で作って欲しいとかこれからを期待してしまいました.
「学術組織でそんなことをやるのはけしからん!」という意見もよくわかります.しかし既に学会,研究会のポスターのなかには観光の名所の写真をデカデカと張ってパックツアーみたいになっているのもありますし,全部マジメマジメでいくよりは楽しさを持って続けていこうという精神はむしろ評価したいところです.
批判的な意見の裏にあるのは「研究者の大部分が頭が悪い」という事実?を知っているからなんでしょうかね.大学教授になる方法 には下記のように書いてあります.
大学教授の大部分は頭が悪いです.これは想像を絶します.
「あぁ,たしかに」と世の中が思わないようになると良いですね.